11月8日は、群馬県赤木大沼のワカサギから基準値超過
（130Bq/kg）が見つかりました。海産物では、宮城県沖のスズキ
から、最大で72Bq/kgと高い数値が報告されています。栃木県で
は農作物が多く検査され、秋ソバや大豆などから3～10Bq/kg前
後の検出が見られましたが、昨年度からすると数値は落ち着いて
きているようです。埼玉県では毛呂山市の乾シイタケから98Bq/kg
と、基準値超過スレスレの検体のほか、秩父市で栽培されていた
ナメコやクリタケなどから、最大で50Bq/kgと高い数値が報告され
ました。流通品では、神奈川県および千葉県の豚肉から、0.94お
よび1.1Bq/kgの検出がありました。
厚労省日報ダイジェスト11月8日（第763報）
※ 基準値超過
No.444：群馬県産ワカサギ （130Bq/kg）
青森県・マダラ3検体 すべて3.8～8.2Bq/kg
青森県・サケ（オス） 0.77Bq/kg
青森県・ヒラメ 5.5Bq/kg
宮城県・ユズ4検体 うち2件 6.1および15Bq/kg
宮城県・原乳5検体 いずれもGe1.4～1.9Bq/kg未満
宮城県東松島市浜市沖・スズキ2検体 14および72Bq/kg
宮城県東松島市浜市沖・クロダイ 6.8Bq/kg
宮城県その他海産物13検体 0.57～8.5Bq/kg
栃木県・大豆17検体 うち6件 3.7～8.2Bq/kg
栃木県・秋ソバ109検体 うち48件 3.1～15Bq/kg
栃木県・ナバナ 4.3Bq/kg（NaI）
栃木県・カンショ 17Bq/kg(NaI)
栃木県・ギンナン5検体 うち１件 11Bq/kg（真岡市）
栃木県・ユズ6検体 うち4件 3.2～6.4Bq/kg
栃木県栃木市・露地栽培温州ミカン 2.6Bq/kg
栃木県・アズキ5検体 うち2件 3.4および3.9Bq/kg(NaI)
栃木県・ササゲ2検体 うち1件 5.7Bq/kg(NaI)
栃木県真岡市・切干ダイコン 2.6Bq/kg
栃木県・ＣＳ原乳3検体 Ge3.2～3.5Bq/kg未満
栃木県・原木シイタケ 12Bq/kg、クリタケ 6.9Bq/kg
栃木県・原木ヒラタケ4検体 2.6～12Bq/kg
栃木県・原木ナメコ3検体 21および33Bq/kg
群馬県安中市・ユズ 5.1Bq/kg
群馬県中之条町・大豆 20Bq/kg
群馬県赤木大沼・ワカサギ 基準値超過（130Bq/kg）
埼玉県・原木シイタケ2検体 19および23Bq/kg
埼玉県・原木ヒラタケ 19Bq/kg、原木ナメコ 13Bq/kg
埼玉県・乾シイタケ2検体 うち1件 98Bq/kg
埼玉県・流通品ナメコ2検体 24および50Bq/kg
埼玉県・流通品クリタケ3検体 14～38Bq/kg
埼玉県・ハチミツ4検体 いずれもGe6.5～8.4Bq/kg未満
千葉県・原木シイタケ28検体 すべて1.4～43Bq/kg
千葉県君津市・原木ナメコ 51Bq/kg
千葉県利根川・ニホンウナギ 8.1Bq/kg、スズキ 27Bq/kg
千葉県与田浦・水産物2検体 5.5および13Bq/kg
千葉県（日立沖）・ツチクジラ 0.57Bq/kg
千葉県・流通品豚肉12検体 うち1件 1.1Bq/kg
神奈川県・流通品豚肉17検体 うち1件 0.94Bq/kg
茨城県・流通品マコガレイ 19Bq/kg
千葉県・流通品スズキ 2.6Bq/kg
青森県・流通品ヒラメ 7.3Bq/kg
茨城県・流通品レンコン 4.1Bq/kg
千葉県・流通品キンメダイ 0.91Bq/kg
福島県・流通品アカガレイ 5.5Bq/kg
各県産・魚肉ねり製品49検体 いずれも21Bq/kg未満（NaI）
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