10月4日は基準値超過はありませんでしたが、関東以北の魚は、流通品からも数値が検出されています。
10月5日は、岩手県や群馬県の野生鳥獣肉から基準値超えが多く検出された他、玄米は茨城、群馬両県で検出報告がありました。原木キノコは、栃木マイタケ最大38Bq/kgや埼玉ナメコ55Bq/kgなど、シイタケ以外でも注意が必要です。また、千葉県では実ものの検査が多く行われ、やはりユズ(最大74Bq/kg)やクリ(最大48Bq/kg)などは高い数値が確認されました。温州ミカン6検体からの検出はありません。埼玉県のCS原乳からは、微量ですがセシウムの検出が報告されています。また、流通品の群馬県産ニラから4.5Bq/kg、長野県産ブナシメジから1.1Bq/kgの検出も報告されています。
厚労省日報ダイジェスト10月4日(第492報)
※基準値超過なし
北海道・流通品ブリ 0.53Bq/kg
北海道・流通品マダラ4検体 9.8~24Bq/kg
北海道・流通品マサバ 0.59Bq/kg
岩手県・牛肉55検体 うち2件 11および12Bq/kg
岩手県・野生きのこ類6検体 うち4件 5.8~31Bq/kg
茨城県・CS原乳3検体 いずれもGe0.83~1.14Bq/kg以下
栃木県・牛肉238検体 いずれも限界値25または19Bq/kg以下
長野県・露地キノコ類5検体 うち3件6.3~20Bq/kg
参照:http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r9852000002l96u.html
厚労省日報ダイジェスト10月5日(第493報)
No.19,20,22岩手県産ヤマドリ(Cs:130~220 Bq/kg)
No.578,581,583~585,588,590群馬県産ツキノワグマ(Cs:110~210 Bq/kg)
No.580群馬県産イノシシ(Cs:370 Bq/kg)
岩手県・野生カルガモ9検体 うち5件 5.9~20Bq/kg
岩手県・野生ヤマドリ、キジ13検体 うち3件基準値超(最大220Bq/kg)
他8件 6.4~77Bq/kg
岩手県・原乳12検体 うち1件 2Bq/kg
岩手県・牛肉59検体 うち1件 11Bq/kg
岩手県・マダラ10検体 うち9件 9.7~42Bq/kg
岩手県・その他海産物32検体 うち6件 0.52~8.4bq/kg
岩手県・川魚10検体 うち8件 4.9~42Bq/kg
宮城県・原乳5検体 いずれもGe2.1~2.6Bq/kg以下
宮城県・ハウス菌床シイタケ 3.3bq/kg
宮城県・川魚4検体 うち3件 5.7~17Bq/kg
宮城県・養殖マガキ8検体 いずれも5.2~13Bq/kg以下
宮城県・天然海産物6検体 すべて0.5~20Bq/kg
茨城県・玄米211検体 うち26件 3.8~17Bq/kg
栃木県・カンショ4検体 うち2件 4.4および4.8Bq/kg
栃木県・ラッカセイ2検体 いずれもGe7.6および7.7Bq/kg以下
栃木県・ナシ6検体 いずれもGe4.1~5.6Bq/kg以下
栃木県・原乳3検体 いずれもGe2.8~3Bq/kg
栃木県・原木マイタケ7検体 うち3件13~38Bq/kg
群馬県・玄米37検体 うち12件 3.1~21Bq/kg
群馬県・野生鳥獣肉15検体 うち8件基準値超(最大370Bq/kg)
他すべて47~100Bq/kg
群馬県高崎市・梅漬け 6.3Bq/kg
埼玉県・サツマイモ 3.1Bq/kg
埼玉県・露地原木シイタケ 34Bq/kg
埼玉県・原木ナメコ 55Bq/kg
埼玉県・CS原乳2検体 うち1件1.2Bq/kg
埼玉県・野生きのこ3検体 うち2件21および23Bq/kg
千葉県・ユズ6検体 19~74Bq/kg(最大値・流山市)
千葉県・カキ6検体 うち1件 3.7Bq/kg
千葉県・クリ5検体 すべて3.9~48Bq/kg
千葉県・ラッカセイ5検体 うち1件 3.9Bq/kg
千葉県・キウイフルーツ6検体 うち1件 3.5Bq/kg
千葉県・温州ミカン6検体 いずれもGe3.3~4.5Bq/kg以下
茨城県・流通品レンコン 12Bq/kg
群馬県・流通品ニラ 4.5Bq/kg
千葉県・流通品サツマイモ 1.9Bq/kg
長野県・流通品ブナシメジ 1.1Bq/kg
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