厚労省日報ダイジェスト9月21日(第483報)

9月21日は報告件数が多く、相対的に基準値超過の報告も多くなっていましが、

品目はやはりキノコ、柑橘、淡水魚、鳥獣肉に絞られています。

マダラ東北沖検出報告が多数ありました。数値は若干低くなっているように

感じますが、測定しているセシウム以外の核種が含まれる可能性もありますので、赤ちゃんや子どもに与えるのは引き続き注意してほしいと思います。

ユズ淡水魚では、栃木県、群馬県産基準値超えが報告されました。

心配していたサンマは、ゲルマニウム測定でも現時点までは検出報告はありませんが、岩手県で、あまり検出例のないミズダコから、最大で15Bq/kgの報告があったことが気になります。

厚労省日報ダイジェスト9月21日(第483報)

 

基準値超過(11検体)

No.188:宮城県産オオイチョウタケ(Cs:110 Bq/kg)
No.473:栃木県産ユズ(Cs:110 Bq/kg)
No.488:栃木県産ブラウントラウト(Cs:150 Bq/kg)
No.630:群馬県産ワカサギ(Cs:200 Bq/kg)
No.631,636:群馬県産野生イノシシ肉(2)(Cs:120,180 Bq/kg)
No.634,639,640,642:群馬県産野生ツキノワグマ肉(4)(Cs:210,200,230,150 Bq/kg)
No.638:群馬県産野生ニホンジカ肉(Cs:170 Bq/kg)

 

岩手県・原乳12検体 うち2件 1.1および1.2Bq/kg

岩手県・マダラ10検体 うち7件6.0~34Bq/kg

岩手県・ヒラメ4検体 うち2件 15および25Bq/kg

岩手県・ミズダコ4検体 うち2件 6.9および15Bq/kg

岩手県・サンマ2検体 いずれもGe0.76および0.96Bq/kg以下

岩手県・牛肉52検体 いずれも限界値25Bq/kg以下

宮城県・小麦36検体 うち2件1.6および1.8Bq/kg

宮城県・マダラ 4.2Bq/kg

秋田県・玄米51検体 いずれもGe2.3~5.4Bq/kg以下

秋田県・CS原乳 Ge1.0Bq/kg以下

栃木県・玄米138検体 うち17検体 4.1~14Bq/kg

栃木県・ハウス夏秋イチゴ3検体 いずれもGe3.8~4.4Bq/kg以下

栃木県・イチジク2検体 うち1件3.7Bq/kg

栃木県・クリ9検体 うち5件4.0~12Bq/kg

栃木県・ユズ8検体 うち1件基準値超(110Bq/kg)3.6~58Bq/kg

栃木県・CS原乳3検体 いずれもGe2.2~2.7Bq/kg以下

栃木県・川魚13検体 うち1件基準値超(150Bq/kg)7件4.2~99Bq/kg

群馬県・牛肉147検体 いずれも限界値25Bq/kg以下

群馬県・玄米25検体 いずれもGe4.7~6.9Bq/kg以下

群馬県薄根川・川魚4検体 いずれもGe7.8~10Bq/kg以下

群馬県・ワカサギ2検体 うち1件基準値超(赤木大沼・200Bq/kg)

群馬県・野生鳥獣肉15検体 うち7件基準値超(最大230Bq/kg)

他すべて40~95Bq/kg

群馬県・菌床乾シイタケ2検体 11および34Bq/kg

埼玉県・サトイモ3検体 いずれもGe4.2~5.5Bq/kg以下

埼玉県・クリ2検体 いずれも13および17Bq/kg以下

埼玉県・ハウス原木シイタケ37Bq/kg

埼玉県・CS原乳2検体 0.39および0.63Bq/kg以下

埼玉県・流通品抹茶2検体65および85Bq/kg

埼玉県・玄米10検体 いずれもGe3.9~6.5Bq/kg以下

千葉県市原市・ミカン 1.5Bq/kg

千葉県・クリ25検体 うち23件2.7~52Bq/kg

千葉県・カキ Ge3.8Bq/kg以下

東京都・クリ3検体 うち1件5.2Bq/kg(青梅市)

宮城県気仙沼市・流通品メカジキ1.9Bq/kg

茨城県・流通品サツマイモ 7.7Bq/kg

岩手県・流通品サンマ Ge2.0Bq/kg以下

大分県・流通品乾シイタケ 11Bq/kg

 

参照: http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r9852000002k9h4.html