厚労省日報ダイジェスト9月13日(第477報)

 9月13日は、岩手県コメ、野生鳥獣肉、牛肉、海産物それぞれにおいて

検出報告がありました。コメは5Bq/kg台、牛肉は10Bq/kg台、魚は9Bq/kg台、

そして野生鳥獣肉は基準値超過のものも含まれ、汚染被害の深刻さを物語って

います。また、栃木県ではクリと柑橘類がまとめて検査され、柑橘類全てから

検出クリも非常に高い確率でBq/kg~基準値超えの数値が検出されています。

基準値を超えたものはむろん出荷停止となりますが、74Bq/kgのものは恐らく

市場に出回るものと思われます。今年度も、関東周辺のクリについては十分な

注意が必要です。

  

厚労省日報ダイジェスト9月13日(第477報)

 

 基準値超過(6検体)
No.96:岩手県産シカ肉 (Cs:120Bq/kg)
No.97:岩手県産シカ肉 (Cs:580Bq/kg)
No.100:岩手県産シカ肉 (Cs:110Bq/kg)
No.540:栃木県産クリ (Cs:260Bq/kg)
No.541:栃木県産クリ (Cs:220Bq/kg)
No.544:栃木県産クリ (Cs:170Bq/kg)

 

岩手県・コメ35検体 うち2件5.0および5.3Bq/kg

岩手県・牛肉56検体 うち2件15および19Bq/kg

岩手県・野生鳥獣肉6検体 うち2件基準値超(最大580Bq/kg)

他すべて74~97Bq/kg

秋田県・CS原乳 Ge1.6Bq/kg以下

秋田県・玄米14検体 いずれもGe2.4~3.9Bq/kg以下

秋田県・クマ肉2検体 いずれも1.1および8.4Bq/kg

山形県・コメ148検体 いずれもGe7.1~10Bq/kg以下

茨城県・玄米3検体 いずれもGe7.7~9.4Bq/kg以下

茨城県・麦類28検体 いずれもGe2.9~5.4Bq/kg以下

茨城県・CS原乳3検体 いずれもGe0.85~1.7Bq/kg以下

栃木県・カボス 25Bq/kg

栃木県・クリ26検体 うち3検体基準値超(最大260Bq/kg)

20件3.6~73Bq/kg

栃木県・青ユズ、ユズ9検体 すべて8.8~48Bq/kg

栃木県・原乳3検体 すべてGe2.7Bq/kg以下

岩手県・流通品アジ 9.1Bq/kg

岩手県・流通品サバ Ge8.2Bq/kg以下

新潟県・流通品マイタケ 13Bq/kg

千葉県・玄米6検体 うち1件13Bq/kg(習志野市)

千葉県・海魚5検体 うち3件3.1~4.0Bq/kg

群馬県・流通品ゴボウ Ge1.0Bq/kg以下

 

参照:http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r9852000002jset.html