厚労省日報ダイジェスト5月21日(第395報)

原乳は5県22検体の報告がありましたが、岩手県以外はゲルマニウム測定で
定量下限値以下でした。宮城県は天然川魚・海産物共に高めの数値の検出
が目立ちます。品目では原木シイタケ、山菜に続いてウメからの検出に注目して
います。

そして、リスト後半の3品目に、我らが世田谷保健所からの報告を発見しました!
全般的に牛肉検査への過度の偏りが続く中、特に、流通米や鶏卵などの情報
はとても有難いです。

※基準値超過(2検体)
  No.31:岩手県産セリ(Cs:120 Bq/kg)
  No.1160:栃木県産ウワバミソウ(Cs:210 Bq/kg)

北海道釧路十勝沖・マダラ 1.4Bq
北海道釧路十勝沖・スケトウダラ 2.2Bq
北海道根室沖・マダラ Ge1.1Bq以下
青森県・原乳 Ge7.3Bq以下
岩手県・野生ワラビ、セリ 100Bq
岩手県・野生フキ 120Bq
岩手県・牛肉45検体 いずれも限界値25Bq以下
岩手県・原乳12検体 うち4件1.3~3.7Bq、他Ge2.2~2.6Bq以下
宮城県・天然川魚2検体 21Bq、59Bq
宮城県・CS原乳3検体 いずれもGe0.96~1.1Bq以下
宮城県・コシアブラ、ゼンマイ、タラノメ 32~79Bq
宮城県・天然海産物22検体 うち14件1.3~100Bq
山形県・牛肉49検体 いずれも限界値25Bq以下
福島県郡山市・タケノコ 28Bq
栃木県・牛肉470検体 いずれも限界値25Bq以下
栃木県那須町、那須塩原町・野生山菜(フキ、ミョウガ等)7検体 うち1件基準値超、他4.6~66Bq
群馬県・ハウス原木シイタケ2検体14Bq、16Bq
群馬県・牛肉37検体 いずれも限界値25Bq以下
埼玉県・青果22検体 いずれもGe3.1~10Bq以下
埼玉県・コウメ4.2Bq
埼玉県・CS原乳2検体 いずれも0.56~1.1Bq以下
埼玉県・ウグイ 20Bq
埼玉県・茶46検体 うち43件1.1~5.7Bq
千葉県・CS原乳4検体 いずれもGe1.7~2.1Bq以下
千葉県・流通品ブリ6.2Bq、マイワシ0.69Bq、カツオ0.57Bq
千葉県・流通品調整粉乳4検体 いずれもGe8.2~9.2Bq以下
東京都・荒茶浸出液13検体 うち11件2.1~5.4Bq
宮城県・流通品コメ NaI7.3Bq以下 (世田谷保健所)
愛知県・流通品トマトジュース NaI7.2Bq以下 (世田谷保健所)
茨城県・鶏卵 NaI7.3Bq以下 (世田谷保健所)
静岡県・煮干 Ge4.9Bq以下
島根県・牛肉34検体 いずれも限界値25Bq以下
岡山県・牛肉3検体 いずれも限界値25Bq以下
他、限界値50Bq以下の牛肉多数

参考: 
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r9852000002azdt-att/2r9852000002azhk.pdf