厚労省日報ダイジェスト9月17日(第728報)

9月17日は、茨城県にて水産物の検査報告がありました。海産物では

マダラから最大26Bq/kgが検出されています。その他の水産物では、

霞ヶ関西浦および北浦ウナギ65Bq/kgアメリカナマズ100Bq/kg

など、非常に高い数値が報告されました。ワカサギ23Bq/kgが検出

されています。霞ヶ浦では、基準値を超えたウナギ以外の水産品は流

しており、ワカサギ漁も県のHPで一般向けに案内されていますが、

昨年は民間の測定室で霞ヶ浦産ワカサギの煮干から40Bq/kgが検出

されています。

千葉県ではクリ12検体が検査され、流山市をはじめとする県北部産の

4検体から、最大31Bq/kgが検出されました。検出の傾向はタケノコ

出荷停止地域とほぼ重なっているようです。都内では茨城県産クリ

の流通が始まりましたが、厚労省への報告にはまだ一度も登場してい

ないようです。

 

厚労省日報ダイジェスト9月17日(第728報)

 

※基準値超過なし

岩手県・原乳12検体 いずれもGe2.4~2.9Bq/kg未満

茨城県・ヒラメ3検体 うち1件 3.6Bq/kg

茨城県・マダラ6検体 うち5件 7.0~26Bq/kg

茨城県・その他海産物21検体 うち4件 1.5~7.7Bq/kg

茨城県・ウナギ12検体 うち7件 4.1~65Bq/kg

茨城県霞ヶ浦(西浦)・その他天然水産物6検体 すべて7.9~100Bq/kg

茨城県霞ヶ浦(北浦)・水産物2検体 13および23Bq/kg

茨城県石岡市・イノシシ肉2検体 34および39Bq/kg

岩手県・牛肉49検体 うち1件 13Bq/kg

埼玉県・CS原乳2検体 Ge0.55および0.81Bq/kg未満

埼玉県・天然コイ 20Bq/kg

千葉県・クリ12検体うち4件 7.2~31Bq/kg

千葉県白井市・ユズ 9.9Bq/kg

千葉県館山市・レンコン Ge12Bq/kg未満

千葉県市川市・コメ Ge7.1Bq/kg未満

千葉県・スズキ3検体 うち2件 4.1および11Bq/kg

千葉県・流通品イワシ丸干し Ge7.5Bq/kg未満

 

参照:http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000023202.html